科研費を申請する際に、必ず抑えておきたいポイント、本年度の動向や公募情報などをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
日本学術振興会が開催する科研費助成事業説明会の資料及びFAQは、日本学術振興会からのお知らせをご覧ください。
主なポイントは以下の通りです。
多くの種目で、さらに申請時期が前倒しになります。申請期限や重複制限にご留意ください。
〇令和6(2024)年度科研費公募スケジュール(予定)
下段( )内は前年度のスケジュールを示します。
研究種目名 | 公募開始 | 公募締切 | 審査結果通知 | 交付内定 |
---|---|---|---|---|
特別研究推進研究 | 令和5年4月13日 (令和4年7月1日) |
令和5年6月19日 (令和4年9月5日) |
令和6年1月上旬 (令和5年3月16日) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月上旬) |
学術変革領域研究(A・B) | 令和5年4月13日 (令和4年5月23日) |
令和5年6月19日 (令和4年7月19日) |
令和6年2月下旬 (令和5年2月28日) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月上旬) |
学術変革領域研究(A) (公募研究) |
令和5年7月14日 (令和4年8月1日) |
令和5年9月19日 (令和4年10月5日) |
令和6年2月下旬 (令和5年2月28日) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月上旬) |
基盤研究(S) | 令和5年4月13日 (令和4年7月1日) |
令和5年6月19日 (令和4年9月5日) |
令和6年2月中旬 (令和5年4月中旬) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月中旬) |
基盤研究(A・B・C)、 若手研究、奨励研究 |
令和5年7月14日 (令和4年8月1日) (注:基盤Aのみ令和4年7月1日) |
令和5年9月19日 (令和4年10月5日) (注:基盤Aのみ令和4年9月5日) |
令和6年2月下旬 (令和5年2月28日) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月上旬) |
挑戦的研究(開拓・萌芽) | 令和5年7月14日 (令和4年8月1日) |
令和5年9月19日 (令和4年10月5日) |
令和6年6月下旬 (令和5年6月下旬) |
令和6年6月下旬 (令和5年6月下旬) |
研究成果公開促進費 | 令和5年7月14日 (令和4年8月1日) |
令和5年9月19日 (令和4年10月5日) |
令和6年3月下旬 (令和5年3月下旬) |
令和6年4月上旬 (令和5年4月上旬) |
「特別推進研究」、「基盤研究(S)」について、色を付した図や文字が使用された研究計画調書がそのまま審査に付されます。
・令和5(2023)年度「研究活動スタート支援」、「海外連携研究」、「国際共同研究強化」、「帰国発展研究」※その他の研究種目の審査においては、従前と同様、モノクロ印刷された研究計画調書を審査資料として使用します。なお今後、審査状況を踏まえ対象研究種目を拡大していく予定です。
特別研究員(DC)について、研究分担者として全ての研究種目に参画することが可能となります。
令和5(2023)年度より、特別研究員(DC)について、国内外のアカデミアの中で研さんを積む機会を格段に充実することを目的として、受入研究機関として日本学術振興会に届け出ている研究機関からのみ、研究分担者として全ての研究種目に参画することを可能とします(新規応募については、令和5(2023)年度海外連携研究から参画が可能。) ただし、特別研究員(DC)は博士課程学生として学位取得を目指す立場にあるため、研究分担者としての責任が過大とならないよう、受入研究者又は当該研究課題の研究代表者や所属研究機関において十分に留意してください。
国際共同研究強化(A・B)の名称が変わります。
国際共同研究強化(A)→ 国際共同研究強化
国際共同研究強化(B)→ 海外連携研究
日本学術振興会(JSPS)のサイトには、科研費の申請に必要な情報が多数紹介されています。
その中からとくにここだけはおさえておきたい情報をまとめています。
科研費について必ずおさえておきたい基本的な情報です。
審査規程の最新版や各種目の審査における評定基準や、審査区分、審査員名簿など、申請がどのように審査されるかをおさえておきましょう。
本学研究振興企画課作成の各研究分野の歴代審査委員リストです。応募分野の特徴を把握する際の参考にしてください。
審査委員データは平成29年度までの「系・分野・分科・細目表」に対応しています。平成30年度以降は審査区分表が用いられていますのでご注意ください。