kakenhi 科研費について

特別推進・基盤S・学術変革(A)・(B)

外部資金獲得支援事業(科研費)

A.研究種目ステップアップ支援事業
B.再チャレンジ支援事業
C.科研費アドバイザーによる大型研究種目採択支援事業

  • 「URA伴走型応募支援事業(大型研究種目)」は「アドバイザーマッチング支援事業」に変更しました。
  • 「最終年度前年度応募によるステップアップ支援事業」は令和7年度より募集を停止しました

令和7年度外部資金獲得支援事業(科研費)一覧【概要】

A B C
研究種目ステップアップ支援事業 再チャレンジ支援事業 科研費アドバイザーによる
大型研究種目採択支援事業
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目的
  • 研究費途絶による研究中断・停滞リスクの緩和
  • 上位研究種目への挑戦促進(セーフティーネット)
大型研究種目の応募支援
対象 令和6年度が最終年度である研究課題の研究代表者で、令和7年度に上位の研究種目に挑戦し、不採択(ヒアリング対象またはA評価)となったが、令和8年度において再挑戦する者

元課題 応募課題
基盤(A) 基盤(S)
基盤(B) 基盤(A)
基盤(C)/若手 基盤(B)
基盤(S)または基盤(A)の採択経験者で、同研究種目に挑戦し、不採択(ヒアリング対象またはA評価)となったが、令和8年度において再挑戦する者
※その他の諸条件あり

条件
  1. 常勤教員(特任含む)
  2. 過去3年間(令和4~6年度)に基盤(A)または基盤(S)の研究代表者の経験有
  3. 令和7年度に基盤(A)または基盤(S)に応募し、不採択(ヒアリング対象またはA評価)
  4. 令和7年度に研究代表者として実施する研究課題無し
  5. 令和5~7年度の3年間に研究業績有り
本学の常勤教員(特任含む)であり、以下のいずれかの大型研究種目に応募する者
※過去の科研費応募・採択経験等を考慮の上、決定

対象種目
国際先導研究
特別推進研究
学術変革領域研究(A・B)総括
基盤研究(S)
支援内容 研究費の支援

目安
基盤(S):200万円
基盤(A):150万円
基盤(B): 75万円
研究費の支援

目安
125万円
マッチングしたアドバイザーによる支援

  1. 研究計画検討ミーティング
  2. 応募書類レビュー
  3. 模擬ヒアリング
  • 表中の支援研究経費の額は目安額であり、令和7(2025)年度事業予算額及び支援対象者数を踏まえ決定します。

A.研究種目ステップアップ支援事業

1.目的

科研費の上位研究種目へ応募し不採択となった研究代表者で所定の要件を充たす者に対し、研究資金を支援することにより、優れた成果を挙げつつある研究の研究費途絶による中断・停滞リスクを緩和するとともに、科研費の上位研究種目への挑戦を促進し、もって、本学の外部資金獲得額の増加に寄与することを目的とする。

2.支援対象者

支援対象者は、次の①から③の全てを充たす者とする。

① 次表の「令和6(2024)年度が最終年度の研究種目」欄の研究種目の研究代表者であり、令和7(2025)年度科研費公募に「支援対象研究種目」欄の研究種目に研究代表者として応募した者であること。ただし、応募区分「特設分野研究」は対象外とする。

令和6(2024)年度が最終年度の研究種⽬ ⽀援対象研究種⽬ 備考
基盤研究(A) 基盤研究(S) 基盤研究(A)に研究代表者として重複応募し、採択となった場合は、支援対象外とする。
基盤研究(B) 基盤研究(A) 基盤研究(S)に研究代表者として重複応募し、採択となった場合は、支援対象外とする。
基盤研究(C)/若手研究 基盤研究(B)

②令和7(2025)年度公募における応募結果が次表のいずれかに該当すること。

支援対象研究種目 応募結果
基盤研究(S) ヒアリング審査の対象となったが不採択
基盤研究(A) 不採択だが、不採択の順位がA評価⼜はこれに準ずる評価
(審査結果のおおよその順位が付されない研究分野において、評点要素に関する結果の素点の平均が3以上)
基盤研究(B)

③令和8(2026)年度科研費公募にも、研究上の挑戦を継続し、令和7(2025)年度公募と同⼀の研究種⽬へ、本学から研究代表者として応募すること。

B.再チャレンジ支援事業

1.目的

科研費へ応募し不採択となった研究代表者で所定の要件を満たす者に対し、真に研究費が必要な場合に支援することで、研究を継続し科研費の早期採択につなげ、もって、本学の科研費の採択件数の増加に寄与することを目的とする。

2.⽀援対象者

支援対象者は、次の①から⑧の全てを充たす者とする。

① 本学に所属する教授・准教授・講師・助教(特任教員含む)であること
② 過去3年間(令和4(2022)年度~令和6(2024)年度)に基盤研究(S)又は基盤研究(A)を研究代表者として実施したことがあること
③ 令和7(2025)年度公募において本学から研究代表者として基盤研究(S)又は基盤研究(A)(以下「支援対象研究種目」という。)に応募し、不採択であったこと
④ 令和7(2025)年度公募の支援対象研究種目の審査結果のおおよその順位が「A」評価、基盤研究(S)においては、ヒアリング対象課題となったが不採択であったこと
⑤ 令和7(2025)年度、研究代表者として実施する科研費の研究課題がないこと(研究代表者として審査結果待ちの研究課題がある場合も本支援事業に申請可能。)
⑥ 令和7(2025)年度、「研究種目ステップアップ支援事業」の支援を受けていないこと
⑦ 令和5(2023)年度から令和7(2025)年度において、学会発表・論文発表・著書等の研究業績を有すること
⑧ 令和8(2026)年度公募においては、次表に記載の研究種目に本学から研究代表者として応募すること

令和7(2025)年度公募で応募し、不採択となった研究種目 令和8(2026)年度公募で応募する研究種目
基盤研究(S) 基盤研究(A)
基盤研究(S) (基盤研究(A)との併願含む) 基盤研究(A) (基盤研究(S)との併願含む)

C.科研費アドバイザーによる大型研究種目採択支援事業

1.目的

科研費の大型研究種目に代表者として応募予定の者に対し、科研費アドバイザーのマッチングを行い、アドバイザーとの研究計画検討ミーティング、アドバイザーによる研究計画調書等応募書類(以下「応募書類」という。)のレビュー、ヒアリング対策等の支援を行う事により、本学の継続した大型研究種目の応募件数・採択件数の増加に寄与することを目的とする。

2.支援対象者

本学に所属する教授・准教授・講師・助教(特任教員含む)であり、科研費の大型研究種目(国際先導研究、特別推進研究、学術変革領域研究(A)・(B)、基盤研究(S)のいずれか)に研究代表者、領域代表者として応募を予定している者。なお、支援対象者の決定にあたっては過去の科研費応募・採択経験等を考慮する。

3.支援内容

科研費大型研究種目の採択経験者や審査員経験者等を科研費アドバイザーとしてマッチングし、次の支援メニューの中から希望する支援を実施する。

(1)研究計画検討ミーティング支援

科研費大型研究種目への応募に向けて研究計画を検討する段階で、アドバイザーとの意見交換等の研究計画検討ミーティング実施支援を受けることができる。

STEP1
お申込み
お申込み
研究推進部に支援申請書を提出
STEP2
URAによるマッチング
URAによるマッチング
学内の大型外部資金獲得経験者等(科研費アドバイザー)とのマッチングを行います
STEP3
科研費アドバイザーによる申請支援
科研費アドバイザーによる申請支援
科研費アドバイザーにアドバイスを受けられます
(2)応募書類レビュー支援

アドバイザーによる応募書類のレビューを受けることができる。

(3)模擬ヒアリング支援

応募した課題がヒアリング対象となった場合は、アドバイザーを審査員役とした模擬ヒアリング支援を受けることができる。

STEP1
お申込み
お申込み
研究推進部に支援申請書を提出
STEP2
書面審査結果
書面審査結果

書面審査通過の場合、ヒアリング本番の日時、模擬ヒアリングの候補日をお知らせください。
審査員役の先生に日程調整を行います

書面審査で不採択の場合、模擬ヒアリングに関する手続きは不要です
STEP3
模擬ヒアリングの日程確定
模擬ヒアリングの日程確定
書類審査通過後、模擬ヒアリングの日程調整を開始
URAが学内の大型外部資金獲得経験者等(科研費アドバイザー)に審査員役を依頼
研究計画調書、スライド、動画を審査員役と共有
STEP4
模擬ヒアリングの当日
模擬ヒアリングの当日
本番同様の発表、質疑応答、フリーディスカッションを実施